ディバラってどんな選手?プレースタイルや経歴を徹底解説

名前パウロ・ディバラ
(Paulo Dybala)
アルゼンチン
生年月日1993年11月15日
身長177cm
体重69kg
ポジションFW
利き足

ユベントスでプレーするアルゼンチン代表パウロ・ディバラのプレースタイルや経歴をまとめた。かつて、ラ・ホージャ(宝石)と呼ばれていたディバラ。彼がこれまで歩んできた軌跡を見ていこう。

ディバラのプロフィール

ディバラは1993年11月15日にアルゼンチンのコルドバで生まれる。本名はパウロ・ブルーノ・エセキエル・ディバラ。中流階級の親を持ち、生まれる前から「サッカーで成功する」と予言されていたそうだ。

父のアドルフォ・ディバラは予言を信じるのではなく、息子が本当にサッカーをしたいと決意したため、惜しみなく投資をした。ディバラ本人によれば「私の父が練習に同行しなかった日はなかった」とさえ言わしめている。

父の情熱があったからこそいまのディバラが形成されたといって過言ではないだろう。しかし、いまの勇姿は父親に見せることができなかった。2008年9月に父・アドルフォは他界してしまったのだ。ディバラは当時15歳で何もなし得ていないとき...。その悲しみがバネとなり、ワールドクラスへと成長したのかもしれない。

ルーツ

アルゼンチン代表として活躍するディバラであるが、ルーツはアルゼンチンとポーランドとイタリアにもある。父・アドルフォはポーランドのクラシニュフにルーツがある。祖父・ボレソーもポーランドのキェルツェ近郊で生まれている。

しかし、第二次世界大戦の影響でポーランドからアルゼンチンへと渡った。また、母方の祖母にイタリアのナポリにルーツがあり、ディバラ本人は2012年8月にイタリア市民権を取得。

アルゼンチン、イタリア、ポーランドの代表権があったが、最終的にアルゼンチンを選択している。

これまでのキャリア

ディバラは、プロ契約をするまで学校や大学の小さなリーグでプレー。その後、17歳のときにプリメーラB・ナシオナル(アルゼンチンリーグ2部)のインスティトゥートと契約。1シーズン目から38試合に出場して17ゴールを記録。元アルゼンチン代表FWマリオ・ケンペスが持つ最年少ゴール数を更新した。

彼のパフォーマンスは、アルゼンチン国内のみならずヨーロッパのクラブからも関心を集めた。そして、2012年4月にイタリアのパレルモと契約。パレルモで結果を残したディバラは、2015年5月に移籍金3,200万ユーロでユベントスへと渡る。レアル・マドリーが関心を寄せていたが、イタリアに残ることを決心している(ルーツを考えればイタリアに残りたかったかもしれない)

ユベントスでの活躍はセンセーショナルだった。ファーストシーズンから主力としてプレーし、セリエA34試合出場19ゴール9アシストの活躍。チームの5連覇に大きく貢献した。3年目には10番を与えられるが、プレッシャーを跳ね除けてリーグ戦22ゴールとキャリアハイの結果を残した。

そして、21-22シーズンを持ってユベントスを退団(本記事執筆時は所属チームが決まっていない)

代表

アルゼンチンだけではなくイタリアとポーランドでも代表参加ができたディバラだったが、最終的にアルゼンチン代表を選んでいる。パンアメリカン競技大会に出場できたU-17アルゼンチン代表に招集されたが大会に参加せず。さらに2012年にU-20アルゼンチン代表にも招集されたが断っている。

本格的にアルゼンチン代表に招集されるようになったのが、2015年から。ユベントスに移籍した年である。それによりイタリアとポーランドの代表参加資格を失っている。

代表であればディバラは不完全燃焼かもしれない。なぜなら、アルゼンチン代表の前線にはディバラ以上の化物が多かったからだ。メッシ、ディ・マリア、イグアイン、アグエロ、ディバラは充分な出場機会を得られていない。

他の国であればエース級の選手だっただけに、非常におしいプレイヤー(個人的には代表戦でも中心選手としてプレーするディバラがみたかった...)

ディバラのプレースタイル

大きな特徴はドリブルセンスの高さだ。相手の股を抜いたりディフェンダーが届かない位置でボールを操ったり、ドリブルセンスとスキルの高さが伺える。突出したスピードは無いが、フィーゴのようにテクニックで抜き去っていくことができる。

ボールキープ力も高いため中盤まで降りてきてゲームメイクしたりすることもできる。メッシがバルセロナで偽9番としてプレーしていたことをディバラも可能としている。

ドリブルから組み立てまでなんでもできるディバラだが、もう1つ。得点力の高さも見逃せない。14-15シーズンから17-18シーズンまで10ゴール以上をマークし、17-18シーズンは22ゴールを記録している。

右サイドからファーへと流すコントロールシュートがとても美しい。ぜひ、YouTubeなどでゴール集をご覧になっていただきたい。

関連項目

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