バルセロナのポルトガル代表DFネルソン・セメドのプレースタイルをまとめました。セメドは、2017年にベンフィカから3000万ユーロでバルセロナに移籍してきました。ダニエウ・アウベスの後継者として大きな注目浴びている選手です。
本記事では、ネルソン・セメドのすごさや特徴を紹介しています。同選手について調べている方は、ぜひ参考にしてください。
ネルソン・セメドのプレースタイル
アウベスのような攻撃性能
セメドは、アウベスのように攻撃的右SBです。スピード・フィジカルなど身体能力も高く、バルセロナの攻撃を支える1人にもなっています。
ただ、課題はクロスの精度。アウベスのようなクロスをあげられるようになれば、世界トップクラスの右SBになるでしょう。
同時に、偽SBのように中央でもプレーができるようになれば、チームに大きなシステムオプションを付け加えることができるでしょう。
セルジ・ロベルトとポジション争いをしていますが、セルジ・ロベルトとセメドの違いは中央のプレーの質だと思います。
セメドがしっかりと中央でプレーできれば、完全にバルセロナの右SBを獲得できるはずです。
とりあえずセメドは、サイドからの縦への突破、高速ドリブルで相手を置き去りにできる選手と覚えておいて欲しいです。
縦への突破を許さないスピード
攻撃でもセメドのスピードは驚異的ですが、守備でもそのメリットは活きます。スピードがある選手であるため、縦への突破を許してもすぐに追いついてしまいます。
バルセロナはディフェンスラインが高いため、裏のスペースが広大です。しかし、セメドのスピードがあれば、裏にボールを出されても追いつくスピードがあります。
セルジ・ロベルトとセメドを比較するならば、このスピード力が両者の大きな違いです。
ネルソン・セメドのプロフィール
名前 | ネルソン・セメド (Nélson Semedo) |
代表 | ポルトガル |
生年月日 | 1993年11月6日 |
身長 | 177cm |
体重 | 67kg |
ポジション | DF |
利き足 | 右 |
代表
ポルトガルには、マンチェスター・シティに所属するジョアン・カンセロがいます。カンセロもセメドと同じ右SBを本職としています。この2人の競争も目が離せません。
ただ、カンセロの場合は、19-20シーズンにシティへと移籍したばかりなので、充分な出場機会を得られていません。恐らくEURO2020はセメドに軍配が上がりそう?
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移籍
ネルソン・セメドには、移籍話が付き纏っています。過去2シーズンでセルジ・ロベルトと激しい定位置争いによって、出場機会が安定しないからと言われています。
2019年の夏には、アトレティコ・マドリードなど国内外からオファーがあったと報じられています。ただ、バルセロナは放出に消極的だそうです。
過去のクラブチーム
2011-2012 | シントレンセ |
2012-2016 | ベンフィカB |
2012-2013 | ファティマ(レンタル) |
2015-2017 | ベンフィカ |
2017- | バルセロナ |
まとめ
バルセロナのポルトガル代表DFネルソン・セメドについてでした。セメドは、攻撃的SBとしてアウベスの後継者として期待されています。
スピードもフィジカルもある選手ですので、しっかりと経験を積めば攻守の安定感が増すかもしれません。
これからも注目していきたい右サイドバックです。