ドルトムントのスペイン代表FWパコ・アルカセルのプレースタイルをまとめました。バルセロナでは、スアレスのバックアッパーとして充分な出場機会を得られませんでしたが、ドルトムントで一気にブレイク。本記事では、パコ・アルカセルの凄さや特徴をまとめています。同選手について調べている方は、ぜひ参考にしてください。
パコ・アルカセルのプレースタイル
スーパーサブとしてゴールを量産
18-19シーズンからドルトムントへ移籍してきたパコ・アルカセルは、スーパーサブとして結果を残しました。18-19シーズンは26試合に出場して18得点。そのうち途中出場は15試合になります。
圧巻だったのは、第6節のレバークーゼンで2得点、第7節のアウグスブルク戦ではハットトリックを達成。どちらの試合も途中出場という快挙を成し遂げました。
パコ・アルカセルは、スーパーサブとしての地位を確立し、ドルトムントに大きく貢献しています。18-19シーズンの結果を見る限り、今後は先発出場が増えてくると思います。これから真価が問われるでしょう。
クレバーな偽9番
パコ・アルカセルは、周りを活かし活かされるタイプのFWです。個の力はレバンドフスキやハリー・ケインに劣るでしょう。
しかし、パコ・アルカセルはスペイン人らしいクレバーな動きができます。中盤まで降りてきてスペースメイキングをしたり、パスを回して攻撃にリズムを作ることができます。その判断力が非常に優れているプレイヤーです。
パコ・アルカセルが作ったスペースに、ロイスやサンチョが侵入して攻撃を作っています。偽9番として質の高い動きができるのが、パコ・アルカセルの大きな特徴と言えるでしょう。
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高いシュート精度
18-19シーズンのドルトムントのパコ・アルカセルをみたら、その決定力の高さが伺えると思います。なぜなら、26試合中15試合が途中出場にも関わらず18得点もあげたからです。
しかも、チームトップスコアラーであり、レバンドフスキに次いでリーグ2位。ゴールランキングベスト3をみても一番出場試合数が少なかったのです。限られたチャンスをしっかり決められるゴールセンスは間違いなく高いでしょう。
また、フリーキック精度も高いです。ユベントスのピャニッチのような名手ではないものの、18-19第7節アウグスブルク戦で見事なフリーキックを決めました。どんな形でも、高い得点能力があるのがパコ・アルカセルです。
パコ・アルカセルのプロフィール
名前 | パコ・アルカセル |
代表 | スペイン |
生年月日 | 1993年8月30日 |
身長 | 175cm |
体重 | 71kg |
ポジション | FW |
利き足 | 右 |
過去のクラブチーム
20120-2016 | バレンシア |
2012-2013 | ヘタフェ(レンタル) |
2016−2018 | バルセロナ |
2018- | ドルトムント |
まとめ
ドルトムントのスペイン代表FWパコ・アルカセルについてでした。ドルトムントでは当初、レンタル移籍でしたが2019年2月にドルトムント側が買取オプションを行使。これで完全にドルトムントの選手になったため、これからの活躍に期待しましょう。さて、19-20シーズンはどういったプレーを披露するのか...。