ドルトムントのベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルのプレースタイルをまとめました。ドルトムントでは、アンカーや8番ポジションとして活躍している選手です。本記事では、ヴィツェルの凄さや特徴を紹介しています。同選手について調べている方は、ぜひ参考にしてください。
ヴィツェルのプレースタイル
攻守のバランスを整える
ヴィツェルは、チームのバランスを整える選手です。シティのフェルナンジーニョのように、ビルドアップでは調律を行い、守備ではハードワークをします。ウイングとしてもプレー経験があるため足元の技術にも優れています。
また、落ち着きがあるのもヴィツェルの特徴です。周囲に目を配りどこにパスを送ってゲームを作るのか、守備では危険なスペースを見つけ出しすぐに駆けつけます。この戦況を読める眼もヴィツェルは卓越しています。
ドルトムントでは初年度からフル活動し、ロシアW杯では7試合中6試合に先発出場しています。クラブでも代表でも欠かせない選手と言えるでしょう。19-20シーズンでは、バイエルンから戻ってきたフンメルスとのビルドアップにも注目したいですね。
よりドルトムントの攻撃が楽しみです。
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ボックストゥボックス
ベルギー代表では、アンカーあるいはボランチとしてDFラインに近いところでプレーしているヴィツェル。いわゆる、5番としてのプレーが目立ちます。
しかし、ドルトムントでは8番のプレーをすることがあり、よりゴールに近い位置でプレーすることがあります。チャンス時にはペナルティーエリア付近に攻め入り、ゴールを狙っています。18-19シーズンのリーグ戦では、33試合に出場し4ゴールをあげています。
数字的には少ないかもしれませんが、ドルトムントとベルギー代表では違うプレーが見られるのは間違いありません。ボックストゥボックスでプレーができる運動量豊富な面も魅力的な選手です。
ヴィツェルのプロフィール
名前 | アクセル・トマ・ヴィツェル (Axel Thomas Witsel) |
代表 | ベルギー |
生年月日 | 1989年1月12日 |
身長 | 186cm |
体重 | 76kg |
ポジション | MF |
利き足 | 右 |
代表
U-15からベルギー代表に召集され、A代表でのデビューは2008年3月のモロッコ戦になります。アザールやデ・ブライネなどゴールデンエイジと呼ばれた1人です。2018年ロシアW杯3位に大きく貢献しました。
過去のクラブチーム
2006-2011 | スタンダール・リエージュ |
2011-2012 | ベンフィカ |
2012-2017 | ゼニト |
2017-2018 | 天津権健 |
2018- | ドルトムント |
まとめ
ドルトムントのベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルについてでした。アンカーやボランチなどポジション的にはあまり目立つシーンは少ないですが、チームにとって必要不可欠な選手です。ゲームメイクを行うこともでき、ハードワークしてチーム全体の守備強度を上げます。
加えて、空中戦にも有利な背丈を持っています。すでに30歳を超えているため残りのプレー時間は少ないですが、ドルトムント戦やベルギー代表戦では要チェックです。