ドルトムントのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェのプレースタイルをまとめました。ゲッツェは、2014年ブラジルW杯の優勝決定弾を決めて一躍ヒーローになった選手です。プレーポジションは、主にトップ下です。チームによっては、サイドハーフなどをこなします。
本記事では、ゲッツェの魅力や凄さを紹介しています。同選手について調べている方は、ぜひ参考にしてください。
ゲッツェのプレースタイル
狭いスペースでも打開できるテクニック
ゲッツェは非常にテクニックに優れた選手です。足元の技術が高く、イニエスタのように足にボールが吸い付いているようなドリブルができます。そのため、ペナルティーエリア内やバイタルエリアなど相手選手が密集した地帯でも打開することができます。
また、ドリブルだけではなくパスセンスにも優れています。ロイスなどドルトムントの最前線選手に、ラストパスを供給するシーンがしばしばあります。スペースメイキングはあまり上手くはないですが、抜群のテクニックでドルトムントの攻撃にアクセントを付けられます。
9.5番としてプレーができる
中央で活きるゲッツェは、9.5番としてしばしばプレーしています。そのためドルトムントは、ゲッツェが中盤に降りることで、ロイスやサンチョが流れ込んでくる攻撃の仕組みを作り出しています。
パス精度はもちろん、フィニッシャーとしてもプレーできるのがゲッツェ。18-19シーズンはリーグ戦26試合に出場して7ゴール7アシストを記録しています。
ただもう少し、リバプールのフィルミーノのように守備もしっかりすることができれば、もっともっと重宝される選手になると思います。
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トップ下がゲッツェの持ち味を出せる
ゲッツェはトップ下の選手だと思います。
ボールキープ力にも優れており、ラストパスなどパス精度・センスもありボールを散らせます。そのため、バイタルエリア付近で仕事がプレイヤーだと見受けられます。
そこから、パコ・アルカセルやサンチョなどを活かすことができれば、より面白い選手になるかと思います。
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ゲッツェのプロフィール
名前 | マリオ・ゲッツェ(Mario Götze) |
代表 | ドイツ |
生年月日 | 1992年6月3日 |
身長 | 176cm |
体重 | 64kg |
ポジション | MF |
利き足 | 右 |
ドルトムントやドイツ代表では、素晴らしいキャリアを歩いてきたゲッツェですが、ペップ時代のバイエルンでは冷遇されていました。
ゲッツェは、プレーできるエリアが狭い選手です。当時のバイエルンには、サイドにロッベンやリベリー、インサイドハーフにはチアゴ・アルカンタラやビダル、アンカーにはシャビ・アロンソなどがいました。そこにゲッツェがプレーできるポジションがなかったのが原因です。
加えて、2017年2月に代謝障害を発表。すでにドルトムントに在籍していましたが、バイエルンの時もこの病気に悩まされていたかもしれません。
代表
ゲッツェは、18歳5ヶ月でドイツ代表選手になりました。当時、戦後のドイツサッカー史上2番目に若い年齢での選出でした。2014年ブラジルW杯決勝のアルゼンチン戦では、劇的な決勝ゴールを挙げて一躍時の人になりました。
過去のクラブチーム
2009-2013 | ドルトムント |
2013-2016 | バイエルン |
2016- | ドルトムント |
まとめ
ドルトムントのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェについてでした。バイエルンでは成長の歩みが止まってしまいましたが、まだまだトップでプレーができる選手です。ブラジルW杯のように、また世界からスポットライトを当てられるか注目です。
そしてドルトムントでの活躍にも期待です。打倒バイエルンを目指すなら、ゲッツェの存在は必至です!