ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドのプレースタイルをまとめました。
次世代のレバンドフスキと呼ばれるほど、注目されているストライカー。ザルツブルグ時代は、日本代表の南野拓実と2シーズンプレーしました。
本記事では、ハーランドの凄さや特徴を紹介しています。同選手について調べている方はぜひ読んでみてください!
アーリング・ハーランドのプレースタイル
公式戦22試合28ゴールの得点力の高さ
ハーランドは一言でいえば、レバンドフスキのようにセンターでどっしり構えるストライカータイプです。
194cmと長身ながらもボールの扱い方など技術面も優れ、スピードなど高い身体能力を兼ね備えた万能さもあります。
そして特筆すべきは、その得点能力の高さです。
南野とともにプレーした19-20シーズンのザルツブルクでは、公式戦22試合で28ゴールという驚異的な数字を残しています。
また、チャンピオンズリーグでは10代で4人目となるハットトリックを達成。94-95のラウール・ゴンザレス、02-03のヤグブ、04-05のルーニー以来の快挙で偉人たちと肩を並べました。
19-20シーズンの冬に移籍したドルトムントでもその勢いは止まらず、5戦8ゴールと結果を残しています。
ハーランドには、将来を楽しみにしてくれる得点能力の高さがある選手です。
ポジショニングと飛び出しが上手い
なぜここまでハーランドが得点を奪えるのか?それは、単純にポジショニングと最終ラインからの抜け出し方が上手いからだと見受けられます。
ディフェンスの後ろからスルッと抜け出しクロスに合わせるのが非常に上手く、フィニッシュまで持ち込むプロセス能力がとても高い選手だと思います。
現に19歳で結果を残しているので、この能力が高くないとゴールを奪えないと思います。これから経験を積めばもっともっと洗練されていくでしょう。
課題はポストプレーとボールを収める力
確かに、ハーランドは結果を残しています。身体能力にも優れているし、ゴールの嗅覚も素晴らしいと思います。でも、レバンドフスキのような怖さがありません。
レバンドフスキはゴールだけではなく、前線でボールを収められるフィジカルの高さがあり、ポストプレーでチャンスメイクをすることができます。前線にいたら嫌な選手です。
まだ若いハーランドにそれらを求めるのは酷ですが、これから身につけなければならない能力だと思います。もし、レバンドフスキやジルーのようなポストプレーの技術が身につけば鬼に金棒です。
前線でタメを作れる選手になれば、もっともっといい選手なると思います。
また、チームとしても攻撃の幅が広がります。
現ドルトムントであれば、2列目にロイスやサンチョがいます。攻撃センスに優れている選手とうまく融合すれば、ドルトムントはさらに欧州でも手のつけられないチームになるでしょう。
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アーリング・ハーランドのプロフィール
名前 | アーリン・ブラウト・ハーランド (Erling Braut Håland) |
代表 | ノルウェー |
生年月日 | 2000年7月21日 |
身長 | 194cm |
体重 | 87kg |
ポジション | FW |
利き足 | 左 |
恩師スールシャールのマンU移籍もあり得た
ハーランドは、モルデ時代の恩師スールシャール率いるマンチェスター・Uへの移籍話もありました。しかもスールシャールは、母国ノルウェーのレジェンドであるため移籍の信ぴょう性が高かったです。
でも、結果的にドルトムントへの移籍が決定。
報道によれば、
- 出場機会重視
- 代理人ライオラとの条件
この理由でマンチェスター・Uを見送った可能性があるとのこと。
ひねくれている自分としては、上っ面な理由だなと思いまました(笑)
もしかしら腹のなかでは、「マンUはCL出れないしょ?昔は強かったけど、今は微妙じゃん。それならCL出れるしサンチョなど若手育成にも定評があるドルトムントが良くね?」
みたいなことを考えられなくもない!あくまで一個人の想像なので、鵜呑みにしないでくださいね。
過去のクラブチーム
2016 | プリン |
17-18 | モルデ |
2019 | ザルツブルク |
2020- | ドルトムント |
まとめ
ドルトムントのノルウェー代表FWハーランドについてでした。
本当に心から成長が楽しみな選手です。アーセナルファンからすれば、マンチェスター・Uに移籍しなくて良かったね。ニコニコって感じです。
ドルトムントではハーランドのほかに、ロイス、サンチョ、トルガン・アザール、攻撃力に優れた選手が多数います。それらの選手とうまくハマれば、ブンデスでもCLでも上位を目指せると思います。
エムバペと同世代なので、先に活躍したエムバペに負けずに頑張っていただきたい!