ドルトムントのドイツ代表DFマッツ・フンメルスのプレースタイルをまとめました。フンメルスは端正な顔立ちで、サッカー界のイケメンランキングでも上位に入る選手です(笑)
でも、顔だけではなく実力も本物。ドルトムント時代の08-09シーズンでは、ネヴェン・スポティッチと共に強固なディフェンスラインを作り上げ、リーグ優勝に貢献しています。また、リーグ2位の37失点で抑えての優勝でした。
それでは、イケメンでサッカーも上手いフンメルスを、もっと詳しくなりましょう!
フンメルスのプレースタイル
精度の高いフィード力でビルドアップにアクセント
フンメルス一番の持ち味は、フィード能力の高さです。ロングボールの精度が非常に高く、自陣の最終ラインから一気に前線へとボールを供給するシーンが散見されます。フィード力の高さでいえば、欧州でも5本の指に入るほどの精度だと思います。
イメージとしては、ユベントスのボヌッチのようなパスを繰り出します。長いボールを蹴れるフンメルスは、ビルドアップの選択肢を増やす選手です。
高い統率力でディフェンスラインをまとめる
フンメルスは、ドルトムントで二度の優勝を経験しています。08-09と10-11シーズンです。冒頭でも挙げましたが、08-09シーズンは37失点。リーグ2位の数字です。10-11シーズンは22失点のリーグ1位。どちらもフンメルスがディフェンスリーダーになって、優勝を飾っています。
数字でも読み取れるように、フンメルスはディフェンスラインを統率する力があると見受けられます。そうでなければ、上記の数字は出せないはずです。
バイエルンに移っても、持ち前の統率力で最終ラインを防衛しています。バイエルンの試合では、フンメルスの動きに注目したいところです。
セットプレーで脅威を与える
フンメルスは、191cm92kgと大きな体の持ち主です。ニクラス・ズーレよりも小さいですが、セットプレーにおいて脅威を与える背丈なのは間違いありません。
バイエルンでは、空中戦が強いボアテングがメインターゲットになっているため得点数は少ないですが、ドルトムント時代ではゴールを挙げていました。
セットプレーでは、ボアテングやニクラス・ズーレとともに貴重な選択肢となっています。
関連記事 ニクラス・ズーレってどんな選手?プレースタイルを徹底解説
フンメルスのプロフィール
名前 | マッツ・フンメルス (Mats Julian Hummels) |
代表 | ドイツ |
生年月日 | 1988年12月16日 |
身長 | 191cm |
体重 | 92kg |
ポジション | DF |
利き足 | 右 |
過去のクラブチーム
2007-2009 | バイエルン |
2008-2009 | ドルトムント(レンタル) |
2009-2016 | ドルトムント |
2016-2019 | バイエルン |
2019 | ドルトムント |
まとめ
ドルトムントのドイツ代表DFマッツ・フンメルスについてでした。フンメルスはディフェンス・足元の技術が高いため、中々替えがきかない選手です。
個人的な印象ですが、前所属のバイエルンでもドイツでもボアテングより重宝されている印象です。将来的には、有望のニクラス・ズーレと共にドイツ代表のディフェンスラインを形成するのではないかと思います。
ただフンメルスは、30歳を超えてしまいましたので、第一線でプレーできる時間は残りわずかです。今のうちにしっかりとフンメルスのプレーを目に焼き付けたいですね。