偽SB(サイドバック)とは?基本的な動きや位置を解説

偽サイドバックとは?

「偽SBってよく聞くけど、ぶっちゃけ何それ?」という疑問に答える内容になっています。

偽SBを知ることによって、今よりもサッカー観戦を楽しむことができるし、サッカートークにも厚みが出るので、ぜひこの機会に偽SBを理解しておきましょう!

偽SBとは?基本的な動きと位置

【サッカー】フォーバックのフォーメーション

偽SBは、基本的に2CB+2SBの状態で発動します。3バックのチームではサイドバックが存在せず、代りにウイングバックが偽SBの動きをする場合があります。

ここから、SB(サイドバック)たちは特殊な位置どりと動きを行います。

偽SBの動き・位置

センターバックが外に開き、開いたCB間にアンカー(ボランチ)が落ちてきます。最終ラインは3バックの状態になり、アンカー付近の位置にサイドバックが入ってきます。これが偽SBの動きになります。

そして偽SBは、攻撃時に進化を発揮します。

偽SBの攻撃時

中に入ってきたSBは、外に開いてたWGの逃げ道なれますし、MFが前進したらそこにスペースが開くのでそこを使えてもOK、ボールを貰ったら逆サイドに流しても良い。

サイドラインに張り付いてプレーするよりも、様々な選択肢が生まれますし、味方をより助ける効果が生まれます。

マンチェスター・シティの偽SB

バイエルンのアラバで偽SBを生み出したと言われているグアルディオラ。マンチェスター・シティでも偽SBを遺憾無く使用しています。そこで、もっと偽SBを理解して貰いたく、18-19シーズンのマンチェスター・シティの偽SBを紹介します。

マンチェスター・シティの偽SB

多少のズレがあるかもしれませんが、ご愛嬌でお願いします(笑)

18-19シーズンのマンチェスター・シティの偽SBは、足元のテクニックがあるジンチェンコが中に入り、右サイドバックのウォーカーは左にスライドしてセンターバックの位置にいることが多かったです。

この理由が、ウォーカーはジンチェンコよりも対人戦に強くスピードがあったため、守備強度を保てると考えたと思います。また、ジンチェンコよりもウォーカーは、足元の技術・テクニック・視野がなかったためセンターバックとしてプレーさせたと見受けられます。

もちろん、ジンチェンコ一辺倒ではなくウォーカーも偽SBとして高い位置にいることもありました。あくまで一例として留めておいてください。

偽SBの優位性(メリット)と弱点

まず、偽SBの優位性(メリット)を挙げます。

  • より中央でプレーができるため、プレスをかけられてもサイドライン側よりも逃げ道がある
  • 中央を絞れるのでカウンターされても、相手はサイドから攻撃することになる
  • ボールホルダーのウインガーの逃げ道になる
  • ボールを最終ラインに戻してもビルドアップがスムーズになる

もっとも大きな利点は、中を固められることだと思います。サッカーにおいて中央は開けたくないエリアです。

なぜなら、ゴールに対面することになり、失点のリスクが高まるからです。サイドであれば攻撃コースも限定されるし、シュートコースも減らせます。攻撃的要素も大切ですが、一番のメリットは守備面にあると思います。

ただし、メリットは弱点にもなります。

中を固められることはとても良いことですが、逆にサイドが開きます。クリスティアーノやアザール、ネイマール、サラーなどサイド攻撃が得意な選手やスピードがある選手には一概に優位となり得ませんね。

偽SBで有名な選手

「偽SBと言えばこの選手!」を3名挙げます。もし、該当選手の試合を観戦する場合は参考にしてください。

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アラバ

名前ダヴィド・アラバ
(David Alaba)
代表オーストリア
クラブバイエルン
身長180cm
体重76kg
利き足

グアルディオラに見出され、偽SBの先駆者と言われているアラバ。スピード・パス・戦術理解、SBの能力に加えてMFような技術がある選手です。長年、強豪バイエルンの左SBを担当しています。

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キミッヒ

名前ヨシュア・キミッヒ
(Joshua Kimmich)
代表ドイツ
クラブバイエルン
身長176cm
体重76kg
利き足

ラームの後継者と呼ばれているキミッヒ。

19-20シーズンからは2ボランチの位置でプレーすることが多くなりましたが、SBでプレーするときは果敢に中央へ寄ります。キミッヒも優れた戦術理解力と読み・高い技術を持っている選手です。

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ジンチェンコ

名前オレクサンドル・ヴォロドミロヴィチ・ジンチェンコ
(Oleksandr Volodymyrovych Zinchenko)
代表ウクライナ
クラブマンチェスター・シティ
身長175cm
体重64kg
利き足

グアルディオラの秘蔵っ子ジンチェンコ。もともと10番タイプの選手であったため、視野の広さやパス精度は卓越していました。

しかし、マンチェスター・シティの中盤はレッドオーシャン。デ・ブライネ、ダビド・シルバ、ベルナルド・シウバ、ギュンドアンなど錚々たる選手が揃っています。

そのポジションで出場機会が得られなかったジンチェンコに白羽の矢が立ったのが、左サイドバックという経緯があります。

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偽SBによりサイドバックはもっと面白くなった!

偽SBという戦術概念が生まれたことにより、上下運動を繰り返すだけのサイドバックが進化しました。とても難しい戦術であるため、全てのチームが取り入れているわけではありませんが、偽SBを積極的に行うチームは見応えがあります。

正直、サイドバックは今まで目立たなかったポジションですが、偽SBという動きを理解できたと思いますので、これからはサイドバックのプレーや動きにも注視してください。

より一層、サッカー観戦が楽しくなるはずです!

さいごに、海外のサイドバック選手をもっと知りたい方は「【海外サッカー】注目すべき世界のサイドバック10人」こちらの記事もあわせて読んでみてください!

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