ライプツィヒのスペイン代表ダニ・オルモのプレースタイルや経歴をまとめました。ダニ・オルモは、バルセロナのカンテラ出身ながらも異色のキャリアを歩んでいるミッドフィルダーです。
本記事では、ダニ・オルモがどのような特徴を持ち、どのようなキャリアを歩んでいるか分かる内容になっています。同選手について調べている方は、ぜひご覧ください。
〇〇のプレースタイル

ダニ・オルモは主にトップ下やインサイドハーフでプレーすることが多いですが、戦術によっては両ウイングでもプレー可能。
また、稀にですがボランチの位置でもプレーすることが見られます。
アタッキングサードで違いを作れる選手
ダニ・オルモの仕事は、アタッキングサードで攻撃の起点になることです。
ドリブルスキルが高いため自身で持ち込んでミドルシュートを打ち、ラストパサーとして味方のシュートチャンスを演出します。
プレースタイルは、レアル・マドリードのイスコに近いですが、イスコよりも攻撃的。
特に、チャンスを作る能力に長けており、20-21シーズン(2021/1/24時点)のチャンス・クリエイト数は「22」もあります。
この数字は、チェルシーで苦戦をしているカイ・ハフェルツ(11回)よりも多く、同チームのザビッツァー(13回)よりも優れているのです。
データ上にはなりますが、まさにライプツィヒの攻撃の心臓に相応しい選手にまで成長しています。
シュート技術も高い
ダニ・オルモの持ち味は、チャンス創出力だけではありません。
ブルーノ・フェルナンデスのようなミドルシュートも得意。ブルーノよりも正確性やクオリティは低いですが、ゴール隅をつくコントロールショットが特徴的です。
また、2列目から飛び出してペナルティーエリアに入り込み、シュートへと持ち込むことも可能。
The Bundesliga leaders have a top talent on their hands in Dani Olmo 🤩pic.twitter.com/oFk5We0ysQ
— Goal (@goal) January 25, 2020
このように、ベストなタイミングで飛び出し、ダイレクトシュートへと持ち込む技術があります。
得点力がもっともっと伸びていくようであれば、ブルーノ・フェルナンデスやデ・ブライネのような選手になるかもしれません。
ダニ・オルモのプロフィール
🇪🇸 ¡Listo!@SeFutbol pic.twitter.com/IKFb1qvEoQ
— Dani Olmo (@daniolmo7) November 6, 2020
名前 | ダニ・オルモ (Dani Olmo) |
代表 | スペイン |
生年月日 | 1998年5月7日 |
身長 | 179cm |
体重 | 68kg |
ポジション | MF |
利き足 | 右 |
ダニ・オルモは、バルセロナのカンテラ出身で久保建英とともに切磋琢磨していました。
その後2014年に、地元スペインを離れクロアチアのディナモ・ザグレブと契約し、翌年2015年にはトップチームデビューを飾っています。
ディナモ・ザグレブでは80試合に出場して20ゴールを挙げ、チームの中心選手として活躍。そして、2020年1月にライプツィヒと契約しています。
スペイン代表においては、各年代でプレーし、2019年11月にフル代表へ初招集されています。
異色のキャリアと言われている理由
ダニ・オルモは、スペイン人には珍しいキャリアを歩んでいます。その理由が、バルセロナでトップ昇格前にザグレブに移籍したからです。
スペイン人かつバルセロナのトップチームへの昇格は、悲願です。それにも関わらず、他国に移ってのプレーを選んだことは、ダニ・オルモにとっても重要な決断だったに違いないでしょう。
あくまで憶測ですが、バルセロナのトップ昇格をしてもプレーする機会が少ないと思ったかもしれません。
もし、そうであれば、非常に知性がある選手だと思います。現に、理想の成長を遂げてライプツィヒの中心選手としてプレーしていますからね。
ザグレブの移籍は、いまのところ大正解だったと言えます。
過去のクラブチーム
2015-2020 | ディナモ・ザグレブ |
2020- | ライプツィヒ |